学問

珍しく本など読んでみる。

ドラえもん学 (PHP新書)

ドラえもん学 (PHP新書)

ゴールデンウィークに帰省する際、東京駅で購入したのだけれど。
半分くらい読んで放置していたのを一応最後までちゃんと目を通す。
で、感想。
一言で言うなら「つまらん」と。
そもそも半分で読むのを止めたのが面白くなかったから。
ほとんど他の文献からの引用や単なるデータベース紹介でしかなく。
データベースの割には図表を用いずに文章で「○○○部」とか書かれても。
最も悪い点はこの本を読んでもドラえもんの面白さが伝わってこないこと。
ずっと前に出た「ド・ラ・カルト」の方が何倍も面白かったよ。

ド・ラ・カルト ドラえもん通の本(小学館文庫)

ド・ラ・カルト ドラえもん通の本(小学館文庫)

こちらは数年前に流行ったいわゆる「謎本」だけど。
ドラえもん好きな人のためのカルトな楽しみ方が出来る本。
対してドラえもん学の方は本当にがっかり。肝心の作品の面白さが台無し。
教育学の見地からドラえもんが語られたりするのは見たことあるけど。
こうやってそのものを対象とした純粋な学問はやっぱ駄目か。