ZOO

原作は文庫化してないので未読だけど、ビデオ屋で目に止まったので観てみる。

ZOO [DVD]

ZOO [DVD]

オムニバス形式で短編5作品を収録。それぞれに感想。


「カザリとヨーコ」
双子姉妹の入れ替わりネタ自体はありふれた題材かな。
内容が平坦すぎて逆に原作に興味が惹かれた。乙一作品にしては普通すぎる。


「SEVEN ROOMS」
部屋が7つあって順番に殺されるとゆー仕組みが明らかになるのが怖いなあ。
犯人は最後まで姿を見せない方が良かったと思う。最後は切ない。


「SO-far そ・ふぁー」
5作品の中では一番面白かった。乙一らしい作品とゆー気がする。
SFをテーマにした話かと思えば全然違ったという。
神木隆之介の演技はやっぱ上手いんだろーね。母親を選択するシーンはホロリときた。


「陽だまりの詩」
モーションキャプチャーを使ったアニメーション作品。
まあこのストーリーだと実写よりもアニメの方がしっくり来るのは確かか。
命の意味を知り、世界に独りで残される少女。切ないなあ。


「ZOO」
サスペンス的なものを期待したけど、抽象的すぎて全然面白くなかった。
多分これは映画化によってアレンジされたんでしょ。話の要領が得られなさ過ぎる。