模倣犯
文庫版全5巻をようやく読み終わる。
何か回想終わってからの展開はピースがあまりに不用意なのが少し萎える。
ピースを絶対悪として描こうとした割には、彼の出生に原因があるような物言いもするし。
うーん、面白かったんだけどちょっと消化不良気味かも。
なので映画版も観てみようと思い、帰宅後レンタルビデオ屋に向かう。
- 出版社/メーカー: 東宝
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まあ予想はしたけど、ストーリーは詰め込み過ぎで人物描写は端折りまくり。
ヒロミの苦悩やカズの友情も描かれず、ピースのキャラクターのみが取り上げられてる。
真一とか事件の被害者側の描写が極端に少ないので、作品のテーマが見えてこない。
何かこう原作を台無しにする駄目な日本映画の見本のように思えた。