たそがれ清兵衛

幼い子供を抱えた侍。付き合いの悪さから同僚に揶揄される暮らし。
しかし実は凄腕の剣の使い手で、いざという時は頼りになる。
これだけ見ても燃える話。真田広之が男前なのに小汚い格好なのも痺れる。
テーマは「愛する人を守るため」かなあ。
叔父を相手に、娘の成長を見守ることがどれだけ幸せかを語るシーンが好き。
最後、苦労してやっと得た幸せなのに永く続かなかったという後日談は寂しい。
それでも父親としての清兵衛の在り方の素晴らしさは十分に語り尽くされたか。