ひぐらしのなく頃に
推理してメモ書き。解らないこともやっぱり多いね。
推理の基本、前提
原則としてオカルト的な要因は働いておらず、全て人間の仕業と考える。
動機よりも手段や方法、その解釈に重点を置く。
おそらく事件の動機は解明編を見ないことには全容が解らないでしょう。
鬼隠し編
- 富竹殺しの犯人 → 鷹野（崇殺し編の描写から）
- 監督とは → 入江京介
- 圭一のメモが切り取られた件 → 本人 or 大石
鬼隠し編で起こった出来事はそれほど複雑ではない。非常に単純。
富竹死亡 → 大石が圭一と接触 → 圭一が疑心暗鬼に → 圭一がレナと魅音を撲殺して自殺
これだけ。逆に言えば圭一の妄想でほとんど説明できてしまう。
レナの豹変は他のシナリオでも語られているので、これはレナの持つ精神病の一種。
同じく魅音の眼力に威圧されるのも圭一だけに限った話ではない。
おはぎの針、白いワゴンなどは圭一視点の描写だけでは何とも。
謎があるとすれば次の点。
- 富竹と圭一の自殺の原因
- 圭一の妄想は何がきっかけか？
- 本編で語られなかった梨花の安否
富竹の死に方は全編で同じ。圭一の自殺方法も同じ。
未知の薬物、オヤシロ様の崇り、という推理を除外すると説明不可。
綿流し編
謎の数はそれほど多くなく。けども意外に難しいと思う。
- 祭具殿でのドタンバタン → ？
- 梨花の持っていた注射器 → ？
- 鷹野の死亡時間 → 死体は別人のもの
鷹野の死体を照合するものは歯型のカルテ。彼女は看護婦なので細工可能では？
それよりも魅音と詩音の入れ替わりを考慮すると途端に推理が混乱してしまう。
ラストで井戸に落ちていたのが魅音なのは間違いなし。背中の刺青が証拠。
となると圭一を刺したのは詩音。最後の台詞の意味、自殺の動機とも解らず。
崇殺し編
謎も多いけど、逆に推理の上では推測というか妄想が広がる。
- 圭一が祭りに行ったか？ → 行ってない。周り全員の嘘。
- 叔父の殺害と死体 → 間違いなく殺したけど死体は誰かに移動された
- 入江の自殺原因 → ？
- 大災害の発生原因 → ？
- 圭一が生き残った理由 → 仮死状態だから、とか？
悟史が1年前にバットを持ち歩いていた理由はこれで明らかに。
叔母殺害の実行犯としても良いけども、梨花の予告があるのでまだ断言できず。
圭一の行動を裏付ける形跡は多いので、祭りへ行ったのは周囲の虚言と断定。
叔父の生存も圭一は遂に確かめることなく。となると沙都子も嘘をついている。
自傷、虚言癖、トラップ作りという特性を考えると沙都子自体が非常に怪しい。
大災害の発生原因は謎。考えられるのは梨花の死亡、または沼への不法投棄。
ガス発生が沼なのでバイクを沼に沈めたりしたのが原因になるのも考えられる。
梨花の死亡という点では、何者かがそれを確認した後にガスを発生させたことに。
村が全滅するような規模の仕掛けが誰の手に握られるというのか。やっぱり園崎？
綿流し編では魅音自ら梨花を殺害している点から考えると大きな矛盾。むー。
暇潰し編
最大の謎がここで提示される。
- 梨花が全ての事件を何故予告できたのか？ → 全てこの時点で計画されていた。
- 雪絵の死を何故予告できたのか？ → ？
どの事件も園崎の力を使えば確かに実行可能。スケープゴートも思うまま。
4年目の北条叔母殺害も園崎の仕業？悟史が実行して身代わりを立てた？
大きなヒントとしては、予告できたのは4年目までの事件のみ。
昭和58年の事件については梨花自身の死しか予告されていない。
それはつまり富竹の死亡は予定外であり、大災害も予定外ということ。
整理
トータルで残る謎を整理してみる。
- 富竹殺害の動機と方法。鷹野の目的。
- 入江自殺の理由。梨花殺害の動機。
- 大災害の発生原因。
これくらいかな。
レナのオヤシロ病とか圭一の妄想とか、実は本質とは関係なさそうな気がする。
もっかい通してプレイしてみる。
